2016年9月10日土曜日

みなさんは「正しい申告」をしていますか?1回目(全2回)

みなさん、こんにちは。

今回は、みなさんが税理士にお願いする「申告」について、税理士の視点からお話ししたいと思います。

なぜ、申告のお話しをするかと言いますと、実は申告には「正しい申告」というものが存在するからです。
では、正しい申告とはどういったものなのか説明していきます。

正しい申告とは、「正しいお金の流れを把握しているか」という意味になります。
例えば、ある車の修理屋さんA社とB社があったとします。

A社では、修理に使う部品の原価管理、従業員の人件費、修理部品の管理を正確に行っているため、修理の依頼がきた場合の見積もりをほぼ正確に出すことができる会社です。
一方B社は、A社ほどの正確な管理を行っていないため、見積もりが「どんぶり勘定」になっている会社です。

この二つの会社がそれぞれ仕事をしていった場合、
結果として、B社では目標の売上が達成できたとしても、その売上に見合う利益を得られていないということが起きてしまう場合があるのです。

だからこそ、会社のお金の流れを把握して、正しい申告をするようにすればB社のような事態を避けることができるのです。
みなさんも、正しい申告をするようにしましょう。

今回は「正しい申告」について説明しましたが、これはあくまでも私(税理士)の視点になります。
次回は、企業が申告に対してどのように考えているのかを説明することで、2つの視点から申告とはどういったものなのか説明したいと思います。

それでは次回まで、ごきげんよう。

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